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MRIとはどんな診断装置
事故で頭を打ったときなど、CT検査をした経験のある人は多いでしょう。脳や全身を輪切りにして
画像化するCT(Computer Tomogrphy:コンピューター断層撮影法)は、臨床画像診断に革命を
もたらしました。さらにその上をいく画像診断装置として期待されているのが
MRI(Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴映像法)です。
分子の運動状態を反映
CTとMRIの違いは。
CTは人体を横断する一平面に対しいろいろな角度エックス線をあて、それをコンピューターで
再構築して画像にします。一方、MRIは放射線を使わないので安全性が高い。
造影剤を使わずに血液やリンパ液などの流れが画像化できますから副作用もありません。
また、エックス線撮影のように骨に邪魔されることがなく、脊椎や脊髄、軟骨などがきれいに撮れます。
エックス線など従来の診断法ではものの形を見て診断していますから、病気が進んだ状態でないと
見つからず治療も難しいのですが、MRIなら代謝物質の濃度分布や分子の運動状態などを反映した
画像が得られますから、新陳代謝や血流が悪くなった段階から早期の診断ができます。
MRIのしくみは。
簡単に言うと、人体の各細胞に含まれる水素原子核(プロトン=陽子)の磁気性を利用しています。
よく人間の体の大部分は水だといわれるように、細胞の七割にはプロトンが含まれています。
プロトンは、コマのように軸をもって回転する小さな棒磁石にたとえられます。ふだんこのコマは
いろんな方向を向いて地球のように自転していますが、コイルに入れて静磁場をかけると、同じ方向を
向いて首振り運動始めます。このとき首振り運動と同じ周波数の電磁波を加えると、
磁気共鳴がおきてプロトンがエネルギーを吸収します。
どのくらい強力な磁場をかけるか。
幅がありますが、普通はラジオ放送と同じくらいの、約64メガヘルツの高周波磁場です。
次に、高周波磁場を切ると、プロトンは吸収したエネルギーを放出しながら元の状態に
戻ります。このときプロトンが放出するエネルギーを微弱な信号としてとらえて
コンピューター処理し、断層画像をつくるというわけです。
健康な組織と病変のある組織とではプロトンの出すエネルギーが違うということですか。
はい。コマがしばらくは慣性で動いてやがて止まるように、電磁波を切るとプロトンの出す信号は
だんだん減衰します。病気の種類によって、この減衰の仕方が違うのです。
コップに入れた水はほかのものに束縛されませんから、揺らした後の波はあまり減衰しません。
このように、たとえばガン細胞は水の量がほかの細胞より多いので信号が減衰しにくく、
健康な細胞と区別できます。
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